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  • 2019.04.19
  • POWER~指先強化月間~

  • アーチ・デイサービス 野口
  • 利用者様の日常生活動作=(イコール)人間の動きを確認すると、すごく細かな動作を行いながら生活をしていることに気付きました。とくに、指さきの動きがとても深く関わっており、どんな動作にも指が必要になっていました。そこで、アーチ野口では、指の力を今以上につけようと、「指先強化月間」と、名づけて指先を、集中してトレーニングを実施することにしました。

    K様は、平成25年、5月に脳梗塞で倒れられ、右半身麻痺、失語症の方です。倒れられる前は右利きでしたが、右手が使えなくなり、左手での生活を余儀なくされています。今までは、お箸も用意していましたがスプーンで食事をしていました。しかし、「指先強化月間」の最中に大きな変化がありました。アーチ利用中に自らお箸を使用され、ゆっくりと食事が出来るようになりました。スプーンで食べている時は、お皿に口を近づけてかき込むように食べられる傾向があり、むせられることが多くありました。お箸で食べることで一口一口ゆっくりと食べ、むせる頻度が少なくなっています。指さきを強くすることで、スプーンからお箸へと移行でき、むせる頻度も軽減することで安全、安心に召し上がられるようになりました。また、家族様にも「お箸を使って食べられていましたよ。」と、お伝えすると、「本当に!嬉しい!」と、涙ながらに笑顔で喜ばれていました。   

    BEFORE   ➡   AFTER

    また別の利用者様も右肩を強打し、右上腕骨を粉砕骨折され、手の震えから字が書きたいけど書けないと困っていました。ですが、指先のトレーニングを実施していくうちに徐々に変化が見られ、毎回のご利用時に、連絡帳に同じ言葉ではありますが、しっかりと文字を記入して下さっています。その方の目標は、字が書けるようになり、東京に住んでいるお孫様へハガキを送りたいとのことです。

    指先を使うことで、脳への刺激、活性化も促すことができ、利用者間のコミュニケーションも増えました。職員との会話も弾み、利用者様との信頼関係をより一層築くことができました。